ジャパンカップサイクルロードレース、今年もやってまいりましたが、いきなり寝坊してしまったおかげで、行動予定が30分後ろ倒しになってしまうという出だし…orz。。。ああああ。
気をとり直して出発、宇都宮駅でBさんご夫妻と合流して現地に向かいました。
今回は去年と同じあたりのゴール前50mの立て札が立っていたあたりのエリアの前から4列目ぐらいに場所取り。オープニングが始まるまでに他のブースのエリアをウロウロしてアンケートに答えたりサンプリング貰ったりしてました。キャノンデールのブースで赤玉サコッシュ買えてよかったー(09年の時買おうと思ってど忘れしたので)。
オープニングステージでは、各チームの選手が続々とサインして、そのあとMCの白戸さんと解説の今中さんのインタビューに応じるという形式をとっていました。
今年は震災の影響があって、なかなか海外チームの参加が固まらずにハラハラしていましたが、最終的にはプロチームからはリクイガス、アスタナ、ランプレ、そしてサクソバンクが参戦してくれることになり、ホッと胸を撫で下ろしました。
☆バッソさん、観客の大声援に手を振って応える。
☆モーリさん、特攻鉢巻巻いて登場
☆JAPANナショナルチームは新しいデザインになったチームジャージで登場。
そして定刻通り10時にスタート。
逃げは思いの外あっさり決まって8人。その中にはこのジャパンカップをもって現役引退を発表した宇都宮ブリッツェンの柿沼選手も含まれていて場内のテンションが上がっていました。
山岳賞は3周目でブリッツェンの初山選手、6周目には地元出身のシマノレーシングの青柳選手(ちなみに彼の特技はチェロで金曜日にあったチームプレゼンテーションでその腕前を披露していらっしゃった様子。以後彼は各所はチェロ柳と呼ばれまくりであったw)がそれぞれゲット、9周目では青柳選手に6周目の山岳賞争いで負けてしまったジェネシスのヴァンホフ選手(ジャパンカップクリテリウム覇者)がそれぞれゲット。
6周目を過ぎてから追走集団が差をどんどん詰めてきていて、ピリピリする段階に。
8周目のあたりで相方に連れられてちょっと違う場所で見てみようかということで、スタートからすぐに始まる上り坂のところに移動。そういえばこのポジションで見るのは初めて。スタート地点を見下ろすと、思った以上に勾配のある坂にびっくり。そういえば今中さんがオープニングトークで勾配度16%ぐらいあるよ、って言ってたのを思い出して納得。
そしてそこを走ってくる選手を実際に待ち構えてみると…。
<ちなみに写真は9周目ぐらいのもの>
は、はやっ!!!(;・∀・)。
こんなにスピード上げてこんな坂をあっさり登れるんだねぇぇぇぇ…とプロ選手の登りに唖然となってしまった私がおりました。テレビでは10%台、20%台の激坂をあっさりのぼってしまう選手たちを頻繁に見てはいましたが、実際に自分の目で見る選手たちの登り方の凄さに脱帽。
△余談。
選手たちが通る前に先導車が通るのですが、そこに乗っておられたMCの方のしゃべりが面白かったw。途中お疲れになったのか、元気ゲージが減ってたようで実況解説のお二人にエライ心配されまくっていましたが、2周した後に復活、かなり観客から声援も受けてました〜。非常に楽しかったです〜。
9周目を終わってもときたところに戻ろうとした時に、集団が既に一つになったことを知りました。ラーションやサレルノたちが結構積極的にリードしている様子。
その後サレルノとシマノの鈴木選手が飛び出し、更にアタックグループが発生。10周目でサレルノが独走態勢に入るなど前方で激しい動きが出はじめて緊迫化。
その中でランプレのモーリ、JAPANナショナルチームのユキヤ(新城幸也選手)、リクイガスのカルーゾ、シマノの畑中選手が飛び出し前方を走るが、畑中選手が途中で脱落して3名→その後モーリとユキヤの二人の体制で走る状態になっての最終周回に場内のテンションもかなり上がってくる事態に!
モーリはやはりクネゴを考慮してかあまり牽かない素振りも見せながらユキヤをぴったりマーク、ユキヤも頑張って負けじと踏み込む。二人のマッチスプリントになるか、という期待もどんどん高まってきた残り500m付近で、お互い牽制に入り始めた直後に後方からクネゴ、カルーゾ、ダンジェロの佐野選手、愛三の西谷選手等が含まれる追走グループが猛追、あっという間に飲み込まれる展開になり、決着はスプリントへ!
ゴールラインになだれ込む選手の中から、左側のラインで突き抜けたオレンジ色のジャージ、ジェネシスの若手21歳のハースがトップでゴールとなりました。
☆シクロワイアードさんアップのフィニッシュの動画
当の優勝したハース、自分が勝ったとは全くもって思ってなかったらしく(インタビューによれば3位だと思ったらしい)、ヴィジョンに映し出されたチームメートに抱きつかれている彼の顔は放心状態。いやはや、本人もさぞやビックリしただろうねぇ。初々しい光景でございました。
それにしても、まったくもって突出して目立っていなかっただけに、彼が優勝する結末になるとは誰も予想はしてなかったでしょう。いかに彼が力を貯めて集団の中に潜んでいたのかがよくわかります。
ちなみに土曜日に行われたクリテリウムでもジェネシスの選手が優勝しているので、ジェネシスとしては万々歳なジャパンカップになりましたね〜。おめでとうございます!
そして2位に佐野選手、3位に西谷選手と日本人選手が表彰台に!昨年の畑中選手の3位に続いて素晴らしい成績を上げることができました。佐野選手は惜しかったですね。スプリントの口火を切っていいスタートをしただけに後もう少し!というところでした。あと、佐野選手の身体がとても絞れ具合が良いのが目を引きました。コンディションもかなり良かったんだろうな、と推察されます。
そういえばジャパンカップでスプリントで勝負が決まったっていうのは久しぶりなのではないかと…。(ここ数年は逃げ切りだっただけに)
☆表彰台
佐野選手は途中、お子さんをステージに読んで抱っこしていたのですが、お子さんは怖かったのか泣いちゃって、その様子をハース選手がにこやかに見ていたのが微笑ましかったな〜。
☆山岳賞表彰式
表彰式が終わった後、キャノンデールブースに寄ったらバッソとマランゴーニのサイン会で黒山の人だかりで長蛇の列。先にBさんご夫妻はサインの列に並ばれていたのですが、私達も後から並んだとしたらちょっと時間が厳しいかなと思いサインを頂くのは断念し、サインをしている様子のみ撮影。マランゴーニさんもバッソさんに負けず劣らずのイケメンさんでした。その間にふとスペシャライズドブースの方向を見たら、サクソバンクの選手たちのサイン会がやっていたのですが、こちらも間に合わずorz。
しかしながらまったりブースをウロウロして時間を潰している間に、晋一お兄さん(福島晋一選手)がスペシャライズドのブース近くにやってきて急遽サイン会開催、その後ユキヤくんも合流し、お二方からサインを頂くことが出来ました。お二方ともありがとうございましたm(__)m。
今年は先にも書きましたが東日本大震災が起きて、更には放射能の問題もあって、海外チームの参加交渉が難航を極めてしまい、ジャパンカップの開催にこぎつけるまで非常に大変だったと思います。しかしながら、バッソ、クネゴ、クロイツィゲルなどのトップ選手を要するプロチームや、ジェネシス等のプロコンチネンタルチームの参加を頂いて、無事に20周年記念大会を終えられてよかったと思います。
選手の皆様、スタッフの皆様、観戦された皆様本当にお疲れ様でした!。
あと、写真撮影をたすけてくれた相方さんにも感謝。寝坊してしまってほんとーにごめんなさいm(__)m。
☆撮影写真アルバムは
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