2年前、目の前からあっという間に消えていった金メダルの苦い思い出を見事に払拭した優勝。
勝利が確定し、スキーを抱えて膝まづいて喜びを爆発させるモルギーの表情を見て、感慨深くなりました。
☆遡ること2年前。リベレツでの世界選ノーマルヒルにて。
2本目で100m以上飛べば金メダル確定、という状況で飛んだモルギーは着地後転倒…。その瞬間手にしかけていたメダルはすり抜け…。
悔しさをぶつけるかのようにフェンスを叩きつけ涙していた22歳のモルギー。
この姿がずっと脳裏に焼き付いて今も離れません。
この光景が自分がモルギーをこれから応援していこうと決意させたきっかけだったりするのです。
☆この日のモルギー2本目
本当に2本とも完璧なフォームでのジャンプでした。素晴らしい。特にこの2本目はサッツの瞬間「もう決まった!」状態でしたしね(^_^;)。いやはや参りましたm(__)m。
モルギーは「自分が望んでいた”雪が降っていて風がないコンディション”で飛べた」とコメントを残しています。
2位にはコフィ、3位にNHの常連のマリシュ先生が入りました。
ちなみにマリシュはこれで金銀銅3種メダルコンプリートだそう(銅メダルはまだなかったんだね〜)
もったいなかったのが1本目4位で折り返したフィンランドのコイブランタ。2本目失速してしまったのが痛かったねぇ…とはいえフィンランド最上位でトップ10にはいれたし、それは良かったと思います。
あと、イタリアのコロレドが12位にくい込む大健闘。コーチになられてるイタリアの元選手のチェコンもとても喜んでたですよ(^O^)。
しかしまー、この日はかなり風や踏切のタイミングに悩まされたようでなかなかいい距離を出せない選手が多かったですね。ハウタマキ、ロイツルなどの有力強豪選手が2本目に進めない波乱もあって…。エヴェンセンは転倒だし…orz。残念な光景も見受けられました。
日本勢は伊東選手13位が最高。竹内選手24位、葛西選手26位、2本目に進めなかった栃本選手は31位でした。
☆改めて行われたメダルセレモニーの写真(Daylifeよりお借りしました)
Herzlichen Glückwunsch!!
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