まさに2005年全日本選手権の再来。
そんな予感にさせられたショートでした。
で、女子のジャッジなんですが、TS(テクニカルスペシャリスト)にカンちゃん(カン様と言ったほうがいいのかも)こと神崎範之さんが担当されているそーで。TLでその情報が流れてきたときには「まじですかー!」状態でしたよ。見たかったなぁ。あと、ミキちゃんの漫画を執筆されている漫画家の折原みとさんがなみはやドームのブースエリアで単行本を売り子さんになって手売りされているとの情報あり(ご本人ブログより)。
☆第1グループより
藤沢亮子(ジュニア)
柔らかい体をうまく使っての伸びやかな演技、お見事でしたよ。
少し表情が緊張していたようでしたが、キスクラでの笑顔に癒されました。ゆっこちゃん良かったよー。
國分紫苑(東日本選手権優勝)
手の動きが指先までしっかり表現力が出ていて素敵!
ギター主体の音楽に演技をきちんと載せているのもマル。メリハリもついていて、いい内容のSPだったのではと思います。
村主章枝
最初の3Lz絡みのコンビネーションでまさかの転倒。映像で見ている限りでは、エッジの向きを確認するのに神経を傾けすぎたからでは…?というように見えました。
ほかのジャンプはまずまずだっただけに惜しい失敗でした。
やっぱりPCSが抑えられているのも点数が伸びない大きな要因だったかもしれませんね。フリーで土壇場に強い地力を発揮できますかどうか。
☆第2グループより
浅田真央
うまく立て直してこれましたね。安心いたしました。
3Aは決まったと思ったのですが(八木沼さんも大丈夫でしょうとおっしゃっていたことだし)スローを見ると若干回転足りずに降りてしまってるかな?という感じにも見えていました。結局DGだったよーで。。。
今まではジャッジ席に近い位置での3Aでしたが、飛ぶ場所を変えることで負担を軽くという戦略は良かったと。
最後のスピンはレベルちょっと取れてない?と思っていたらレベル2だった…そのぶん得点が70点超えなかったってとこかな。
さて、フリーで素晴らしい「鐘」がお披露目されますように。
西野友毬(ジュニア)
最初にスパイラルシークエンスを持ってくるPGなのですがとてもしなやかで美しい動きでした。
ジャンプはものすごいいい内容で単独、コンビネーションとうまくいっていたのに、最後の2Aがシングルになったのが惜しすぎる〜><。
いかにももったいなかったですねぇ。天野コーチにもカナダで教えを受けているんですね。
武田奈也
エル・クンバンチェロだったんだね!
いかにも彼女にぴったりな曲だと思う。怪我明けということもあって、少し心配していましたがよく動けていたと思います。ジャンプが詰まったりしていた面もありましたが、きれいにまとめてたように。
ステップではトレードマークの笑顔も出て、ほっと一安心。
☆第3グループより
そして次の第3グループは観戦者いわく、
とにかく6分間練習から物凄かったらしいとのこと。
村上佳菜子(ジュニア)
詰まりながらではありましたが3-3を入れてきました(3TがDGになっていたようですが)。
ジャンプのエレメンツはきれいにこなせていたのではないかと。
手の使い方もお上手。全日本ジュニア、JGPFよりも更にいい滑りができていたように見えます。終わった瞬間のにっこりとした笑顔がまぶしかったね〜。そして得点も驚きの60点オーバー!いやはや恐るべし15歳。
あと、「真央ちゃんと大きな人たち」…この表現もまた彼女らしいw。
村元小月(西日本選手権優勝)
2006-2007シーズンのシェルブールの雨傘のPGが結構印象に残っている選手。紫色の衣装が良く似合いますね。
最初のジャンプの踏み切りで軸が斜めになってしまい転倒。3S-2T、2Aは落ち着いて決めることができましたが、ちょっと残念でしたね〜。
トランジット面はとても流れがあってよかったです。
鈴木明子
いやもうゾクゾクした!の一発目。
最初のコンビネーションジャンプの入りが素晴らしい!序盤のエッジのつま先でトトトッとその場で踏む振り付けが大好きです。
すべてにおいての動きが魅力満点。
SISTのエッジワークも冴え渡っておられました。
フィニッシュポーズの目線「どうだっ!」といわんばかりの表情はきましたねぇぇ。まさに全身から自信がみなぎっていました。
ただ、プロトコルを見るとステップのレベル思ったよりも低いんだよね〜汗。おんや?とびっくりしました。それでも67.84の高得点。
中野友加里
何故か、ゆかりちゃんの演技がはじまってから涙が止まらなかったんです。彼女の気持ちのこもった動き一つ一つがストレートに伝わってきたからなんだと思います。ジャンプは着氷に我慢したところもありましたが、今季の中では最高のできばえ。あっこちゃんやほかの選手に負けないぞ、五輪にいくぞ!といった彼女の強い思いがこの演技に結びついたんだと思いますね。素敵なオペラ座の怪人でした。
彼女も実はステップのレベルが思ったより取れてません^^;;。
(なんか今年の全日本はそこらへん辛めだねほんと。。)
しかし得点見てびっくり。68.90で2位に。
ちなみにTESについては真央ちゃんを上回っていました。
☆第5グループより
安藤美姫
つくづくレクイエムにSP変更してよかったなぁと思うわけで。
GPシリーズのときとは少し曲を編集してあったんですね。3-3で入ろうとしたのですが最初の3回転があまりよくなかったので機転よく3-2のコンビネーションで切り抜け、ジャンプは安定していたと思います。
彼女もあっこちゃん、ゆかりんとともにステップがレベル辛くて、なんとレベル1になっててちょっとびっくり。
ええー、そう?!フィギュアは深いねぇ。
またレイバックのレベルは2だったそうです。
68.68で3位につけました。
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SPを終えて真央ちゃん、ゆかりちゃん、ミキちゃん、あっこちゃんの順番。
泣いても笑っても今日がいよいよ最後の決戦。
点差が超僅差の大激戦ですが、すべての選手が笑顔でリンクをあとにできますように。ベストな演技を期待しています。
みんな、がんばれー!!!!
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