昨年8月、飲酒運転で死亡事故を起こしたブルガリアの世界選手権アイスダンス2連覇のマキシム・スタビスキーに対する裁判所からの判決が出たようです。
フィギュア世界選手権2連覇・スタビスキーに有罪判決(サンスポ)
執行猶予付き禁固2年6月の有罪判決、そして5年間の保護観察と計17万レバ(約1360万円)の賠償金の支払いという内容になったとのこと。
とりあえず執行猶予になったということで、服役はいまのところはなし、5年間の保護観察付。
保護観察はおそらく慈善活動とかに専念させることになるでしょうか。
以前この事故の話を書いたときにブルガリアでの飲酒がらみの犯罪の話もちらっと以下の日記で触れましたが…。
海外の法律は興味深いもんです
上記で取り上げた現地の新聞での記事の内容と今回の判決内容を照らし合わせて推測してみると…。
・無罪放免になる可能性もあるとの弁護士のコメントもあったが、結局法的起訴されてた
・結局血中アルコール濃度は1.2permileだったのか、1.1permileだったのか?(千分率です)。どっちにしろサンスポに書いてある規定値より「2倍以上」なんだが、起訴されてるところを見るとやっぱり前者だったのか?
・罰金は取られている記事は出ていたのだが、免停になったかどうかは触れられていない(たぶん免停にはなっているはずだが…)
・今まで犯罪歴がないこと、事故現場から逃げなかったこと、血液サンプル提出したという話がある、結果的に取調べに進んで協力し、再犯をしないと反省している態度が評価されて起訴猶予処分&保護観察つきの禁固刑になったのでは?
という感想を持ちましたです。
確かに死者を出しているので、このような判決は甘いかなという感じは否めないのですが、ブルガリア国内での法律に規定されている中での裁判所の判決なのでね…。
本人がこれを受け入れれば、刑は確定となりますが。。。
あのときのショックはまだ拭い去れない状態ですが、スタビスキーには深く反省していただき、更生への道をシッカリ歩んでほしいものです。
そういえば、アルベナさん、大丈夫かな。。。