2007
03.21
Wed
世界フィギュアスケート選手権2007東京・ペアフリー編
post time: 23:40, category: フィギュアスケート観戦&観覧レポ, author: oratorio
白熱の男子ショートプログラムが終わり、ペアが始まるまで1時間ほど休憩。
会場はチケットを持っていれば再入場ができるので、いったん旦那と夕飯を買いに外に出たりしましたが、外に出てみて人の多さに驚くというか(汗)。
結構会場には母国の選手を応援するために色んな選手がきていた様で
有名選手が見つかってその場で即席サイン会が行われたりしてました。
旦那も一度トイレに立ったときに、近くでスイスの女子フィギュアに出るサラ・マイヤー選手を見かけたらしい。黒山のような人だかりだったそうです。彼女も可愛いもんねぇ。
私はイギリス代表のペアのケンプ&キング組を見かけました。
ケンプちゃん小さくて可愛い女の子だったね^^。
ファンの方、サインはいいけどフラッシュ撮影はやめましょうね。
スタッフさんも止めてたのに。。。
そもそも、カメラ、携帯での撮影はダメっていってるでしょー。
また、トイレ待ちしてた時に佐藤友香さんのご両親で、ゆかりん(中野友加里)や村主さんのコーチをされている佐藤道夫&久美子夫妻をお見かけしました。テレビで見た印象どおり、とてもあったかそうなお人柄を感じました。
意外と会場でこういった選手やコーチに会えるもんなんですね。びっくりでした。
会場では場内FM放送もやっていて
FMラジオを持ち込んで周波数を合わせると、その放送が聴けるようになっていました。
会場でもラジオが貸し出されていて、男子SPのときは出払ってしまって在庫がなく、ペアになって空きが出てきたのでペアからお借りして聞くことにしました。
ペアの技とかまだよくわかっていなかったから、この場内ラジオは重宝しました。
(このひは伊藤みどりさん、天野真さんが解説でした。)
さて、ペアフリーが開始。
ところが、第3グループで波乱が。
ロシア代表のマリア・ペトロヴァ&アレクセイ・ティホノフ組が怪我の為棄権。
日本でも人気のカップルのひとつだったので、棄権のアナウンスが流れた瞬間、場内から悲鳴が。
いやー残念。
そして更に…。
ポーランド代表で出場したシュデク夫妻組。
ウォーミングアップでは順調なように見えたのですが、アップ終了後に戻ってきた奥様のドロタ選手が泣きじゃくっている様子。傍らには苦痛に耐えている旦那さまのマリウス選手。
それがビジョンに流れたので場内も異様な雰囲気に固唾を呑むような状況。
どうやらマリウス選手がウォームアップ中に腰を痛めた(腰が抜けたような感じ?)らしい。
リフトかツイストの練習中のときだったのかな。
彼らの登場がこのグループ最後だったので、どうするんだろうと思っていたのですが
最終的には棄権を選択しました。
奥様が泣きながら旦那様と共にリンクで観客の皆様にご挨拶してるところは泣いてしまいました。
ここまで来ての棄権、つらかったと思います。出たかったろうなぁ。
勇気ある棄権に暖かい拍手が送られていました。
どうやら国民的にも人気のあるカップルだそうで、スタンドにはファンがシュデク選手の名前が入ったプレートを上げて応援してました。
それにしても…中国恐るべし。
まざまざとその実力を見せ付けられたように思いました。
特に1位になった申雪&趙宏博ペアはハイグレード。
四大陸での映像を見て予習した上で実際に彼らの演技を見ましたが、四大陸以上のクオリティ高いものすごい技の連発に声が出ませんでした。
演技終了後、万雷の拍手とスタンディングオベーション。
得点も唯一の200点台に乗せました。
また2位になったチン・パン&ジャン・トン組も良かったですよー。
「オペラ座の怪人」のプログラムで気持ちよく演技されていました。
SPのときはあまり点数稼げてなかったですからね。
ちょっとほっとしました。
そして井上怜奈&ジョン・ボルドウィン組。
怜奈さんは今大会で現役生活最後をしめくくることになり、最後の舞台でした。
残念ながらスロートリプルアクセル失敗しましたが、素敵な演技、とっても良かった。
ジョニーさん(ボルドウィン)もうまくリードされていたんですけどね。
若干プログラムの中身いじったかな?という感じだったんですが、怜奈さんがちょっと緊張されていたのでしょうかね〜。
今まで長い間、本当にお疲れ様でした。
ジョニーさんと一緒にまた今度はアイスショーで滑ってほしいな。
また、もうひとり川口悠子さんがアレクサンドル・スミルノフ選手とくんでロシア代表として
登場されていましたが可憐な演技、魅了されました。
ただ、プログラム構成ミスが響いちゃったのは残念!
初めてだらけのフィギュア観戦でしたがとっても楽しかったです。
また、機会があったらぜひ見たいなー。