■第16ステージ:バニエール・ド・ルション〜ポー 199.5km
ピレネー第3ラウンドは、毎年ツールではおなじみの場所、ポーまでのルートです。
今日はアスパン峠とかツールマレー、オービスク峠とか、毎度おなじみの超級、一級山岳が揃って選手たちを待ち構えます。
波紋を呼んだ昨日のレースから一夜明けましたが、果たしてアンディの逆襲は?そして新たなマイヨジョーヌの持ち主となったコンタはどう戦いを展開するのか、非常に興味深い1日になることは間違いないでしょう。
●今日のDNS…マヨス(フートン)、タンキンク(ラボバンク)
マヨスは昨日の落車で肋骨3箇所骨折が見つかったそうです。またタンキングは病気(ウィルス性?)だとか。
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<7/20・4:54更新>
ついに、ランスが動いた!
「サプライズを用意している」と予告めいた発言から2日後。ついにレジェンドが動きました。
アクチュアルスタートからまもなく、逃げ集団に加わった時には驚きのあまり固まってしまったのですが、恐らく現役最後かもしれないランスのエスケープを最後まで見なくては、という気持ちに。
痺れたね、この一言しかいえないわ(^^;。
途中カザールをおいてっちゃうアタックを見せたり、しっかりとしたペダリングで突き進んでいく姿には胸が熱くなりましたね。アシストのホーナーにも支えられて粘りに粘って頑張ってた!結局最後までマークしていたフェドリゴにステージ勝利はとられちゃったけど、最後までじっくり楽しませてもらいました。最高の6時間。Jスポさんスタートからの放送でよかったですねー^^b。
残念だったのが残り40キロからスパートをかけたバレド。
残り1キロまで本当に逃げ切れそうかも!と思ってたんだけど、あえなく吸収。バレド悔しそうだったなー。哀愁が漂いまくりだった(^^;;。
また、ランスのアタックに超刺激を受けたのか、同い年のモロー先生。シャルトーの援護でポイントを潰そうとしたフェドリゴとの対決に勝ち、超級山岳2箇所の山岳ポイントを立て続けにトップ通過ゲットして山岳賞2位に躍り出る大活躍。何確変起きてるんですか先生…w。
最終週のケスデパはレディオシャックとのチーム総合争いに加え、モロー先生花道の為の山岳賞ジャージ奪取大作戦とミッションが増えることになりそーですってよ奥様(苦笑)。
また、昨日物議をかもしたコンタの一件ですが、今日二人が話し合いをして、めでたく仲直りしたそうです。
これですっきりして、休息日開けの最終週決戦に備えられそうですね。頑張れ二人共!
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第16ステージのキリエンカ:132位(+0:34:48)、総合69位(+1:46:00)
序盤にレディオシャックの牽制(恐らくクレーデンマークだった?)で集団からいったん飛び出したものの、そんなに深刻なものではなかったためまもなく集団に吸収されたところまでは確認。
で、恐らく最初の1級山岳超えたあたりで、グルペット集団に入って最後まで過ごした模様。
まぁ、第2週はキリエンカいっぱい頑張ったこともあるだろうし、今日のステージの過酷さの中では、集団にい続けることはきつかったと思うわ…。ゆっくり体を休めて最終週、がんばれー。
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