昨日に続いて、スタビスキーの飲酒運転死亡事故の続報です。
Bulgaria's World Skating Champ Staviiski Kills 1 in Drunk-Driving Crash
Bulgaria's World Skating Champ Still Not Arrested for Causing Deadly Crash
Bulgaria's World Champ Maxim Staviiski: My Life is Turned Upside Down Forever
(以上、novinite,comより)
スタビスキーの血中アルコール濃度に関して、当初発表されていた1.2permile(千分率です)から1.1に変更されたとの発表があったようです。(ブルガリアでは0.5permileまでなら大丈夫らしい)
で、この0.1permileの差がどうやら今後の手続きを左右する数字らしく、
ブルガリアでは血中アルコール濃度が1.2permile以上になる場合は
飲酒運転の法的起訴対象(+1年間の免停と罰金もプラス)
今回の訂正に伴いスタビスキーはこの対象にならなくなるらしいです。
また、犯罪歴がないこと、事故現場から逃げなかったこと、血液サンプル提出したことも加味されて裁判になったとしても彼は無罪放免になる可能性が高いと彼の弁護士さんがコメントしたことも記事に載っておりました。
いやー、この記事の意味を知ったときにゃそらもう驚きました。
本当に海外の法律というのはいろいろと興味深いものですねぇ。
日本じゃ絶対こういうことはありえないと思います…^^;。
なお、スタビスキーは亡くなられた方や怪我をされた方への謝罪のコメント、この事件が自身とパートナーのアルベナとの今後の人生をひっくり返すことになったことについては理解しているとの声明を出しました(警察が許可した声明はここまでらしい)。
また、公式な裁判を受けたいというコメントを出しているようですね。
しかし…お国が違うとこうも法律って変わるもんですかねぇ(汗)。
ちなみに織田君が飲酒運転摘発されて5ヶ月国際試合出場停止等の処分が決まった際、
FSUのこの項目を扱っていたスレッドでは「なんで日本のスケート連盟はそんなに厳しい処置をするんだ」という意見がかなり占めたらしいとのこと。
いろんな考え方があるんだなぁと実感させられました。