ちょっと前にも触れたかもですが、2012年ロンドン五輪のトラック競技について種目に変更が確定しました。
・男女とも個人スプリント、団体スプリント、ケイリン、団体追い抜き、そして新種目のオムニウムの5種目で開催
・男子は個人追い抜き、ポイントレース、マディソンが廃止、女子は個人追い抜きとポイントレースが廃止されたものの、団体スプリント、ケイリン、団体追い抜き、オムニウムが増加
ということとなりました。
個人的にはマディソンとポイントレースが五輪から消えるのが非常に残念でなりません。コレを受けてトラックで活躍してきた消滅してしまう種目競技にかかわっている選手から落胆と怒りの声が上がっているのは当然のことでしょう…。
マスメディアにはコメントがあがってはいないけれども、2008年のポイントレースの世界王者のキリエンカもきっとがっかりしていると思います。彼はこの優勝で北京五輪へのトラックレースにおける出場切符を手にしたわけですから、五輪への思いはものすごく強いでしょうに。
そして、日本人選手のこの種目のスペシャリストでもある盛選手、飯島選手の活躍の場が失われるのは残念。
また、マディソンもポイントレース同様長年定着して、伝統的なレースで、かつてはウィギンスがカヴェンディッシュと組んで世界王者になりましたし。また、冬に行われる6日間レースの花形種目。それが五輪から消えてしまうのはなんともせつない。個人追い抜きもそうですが…。
オムニアムが果たして五輪にふさわしいスポーツになりうるのか今はわかりませんが、今後この競技にシフトするために選手も大変負担を強いられますね。。
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